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ヒトに感染するウィルスだけではなく、コンピュータに感染するコンピュータウィルスやワームとその被害については、既にご存知のことと思います。以前ほど大きな騒ぎにはならなくなったような気がしますが、毎年新種が確認されたり、オリジナルの状態から少しづつ変化した亜種というかたちで依然として生き延びています。
Windows PCを使う人は Windows Update や Microsoft Updateを、Mac を使う人は Security Updateを実行しておきましょう。もちろん Linux や BSD にもそれぞれのパッケージ管理システム(注1)があります。知らなかった人はこの機会に適用しておきましょう。それだけでも随分被害に遭う確率が低くなります(注2)。
(注1) それぞれのOSやディストリビューションによって導入されているパッケージ管理システムの名前と仕組みが違います。詳しくはまた機会があったら紹介します。 (注2) そのうえ、ウィルス対策ソフトやパーソナルファイアウォールなどを入れ、ウィルス定義ファイルを常に最新に更新しておくと、さらに確率は低くなります。 |
11月11日に、Sonyより「プレイステーション3」が発売されました。前回のプレーステーション2より出荷数が少ないこともあって、秋葉原には徹夜組も含めた購入者の列ができたようです。グラフィックのすばらしさ、ブルーレイディスクの搭載、20Gもしくは60Gのハードディスク等々、ゲーム機よりもパソコンと呼んだほうがふさわしいような気も…。オークションサイトでも高額な取り引きが行われ、話題となりました。
これに対抗してか、12月2日に任天堂より「Wii」が発売されます。すでに、アメリカでは先行発売され、多くの任天堂ファンが新しいWiiを手にしている光景がメディアにとりあげられていました。Wiiでは画面に向けて片手で持つだけで操作できる、Wiiリモコンでテニス等のスポーツを楽しめ、年齢等に関係なく誰もが楽しめるゲーム機となっているようです。
ゲーム業界では、年末にあわせた商戦がはじまっているようですが、コンピュータの世界でも、来年は大きな動きがあるようです。
年明けの2007年1月30日、WindowsXPの後継にあたる「Windows Vista」が発売される予定となっています。
当日は、前回のWindowsXP発売の際のようなイベントで盛り上がるのでしょうか?
Windows Vistaでは、画面表示が一新され、フォルダ操作やウィンドウ操作を3Dで行うことができるWindows Aere(エアロ)と呼ばれるユーザーインタフェースが新しく搭載されています。ブラウザについては、Internet Explorer7が付属され、フィッシング詐欺対策に対応し、ひとつのウィンドウで複数のWebページを開くことができるタブ機能も装備されています。
また、Windows Vistaより搭載日本語フォントが経済産業省が規定する「JIS X0213:2004」に対応することとなりました。この規定に対応した日本語フォントとして「メイリオ」が搭載されます。これにより、新たに表記できる漢字が増えます。従来のWindowsでは「JIS X 0208」で規定されていた第1・第2水準漢字と「JIS X 0212」に規定されている補助漢字を標準フォン
トとして組み込んでいました。
新しい文字セットになることによって、Windows Vistaで作成した文書をWindowsXP等の従来のWindowsで開いた場合、一部の文字では字形が変更したり、文字化けなどが生じる恐れがあるとの問題が指摘されています。
いろいろな機能が搭載されているWindows Vistaですが、現在利用しているパソコンがWindows Vistaにアップデートした際、本当に動くの?と心配になってくるところです。マイクロソフトでは、従来のパソコンからWindows Vistaへアップデートする際の互換情報のページを開設し、周辺機器への対応について等の情報も提供しています。
プレイステーションにおいても、従来のプレイステーションで動作していたゲームソフトがプレイステーション3では正常に動作しないなどの情報も寄せられています。また、Wiiについては、Wiiリモコンのストラップの弱さについて等がネット上で話題となっています。
新商品を発売日当日に手に入れたいのはやまやまですが、購入前にはいろいろなところにアンテナをはった情報収集が必要ですね。
参照URL
・マイクロソフトホームページ
・マイクロソフトWindows Vista互換情報
・日経BPネット
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最新IT情報
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情報処理センターではセキュリティに関する情報を以下URLにて提供しています。
http://www.ipc.hiroshima-cu.ac.jp/Private/security-report/
センターTips3
持ち込み端末利用について
利用者端末持ち込み可能ゾーンでは、皆さんが個人的に所有しているノートパソコンなどの端末を持ち込み、有線または無線を利用してネットワークに接続することができます。
現在、情報処理実習室1(情報処理センター4F)では、有線・無線の利用が、学生会館、食堂、中庭では無線が利用可能です。
無線を利用する際はSSIDの設定が必要となりますので、情報処理センター6Fまでお問い合わせください。
自分の慣れたパソコンを利用して自習したい方にお勧めです。ただし、利用については情報処理センターの利用規定等に沿った利用をお願いします。パソコンのウィルス対策等もお忘れなく。
持ち込み端末利用方法